北九州市の魅力(1)5市対等合併により誕生した市

九州・沖縄

NHKブラタモリで、10月7日と14日の放送は北九州がテーマになっています。
当番組を久々に録画しました。

今回は北九州市の魅力を、縁もゆかりもないが、それでも両手の数くらいは行ったことのある、B級トラベルが解説してみます。データについてはWikipediaより引用しています。

7日の放送では、5市合併について取り上げていました。

5市とは門司市、小倉市 、若松市、八幡市、戸畑市です。

この5市の順序は市制施行の古い順です。
門司市:1899年(明治32年)4月1日
小倉市:1900年(明治33年)4月1日
若松市:1914年(大正3年)4月1日
八幡市:1917年(大正6年)4月1日
戸畑市:1924年(大正13年)9月1日

なお、1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行時おいては、
企救郡文字ヶ関村
企救郡小倉町
遠賀郡若松村
遠賀郡八幡村
遠賀郡戸畑村
であり、これらが、各々後に市制を施行し、大部分は周辺町村と合併した。

また、1963年(昭和38年)2月10日の北九州市市制施行後は、周辺町村との合併や境界変更はない模様。面積491.95平方キロメートル。
1974年(昭和49年)には、小倉区が小倉北区と小倉南区に、八幡区が八幡西区と八幡東区にそれぞれ分割され、7区制へ移行。

ブラタモリでは、企救郡の豊後(細川)と遠賀郡の筑前(黒田)を不仲を原因に対立構造を演出した。

番組は、NHK北九州放送局付近からスタート。

この北九州放送局は、広大な北海道を除く都府県の中で唯一、都府県庁所在地以外にあるNHK放送局(支局を除く)として地味に有名であり、番組では建物(リバーウォーク北九州)の2フロアを借りているとブラタモリアシスタントの野口葵衣アナが解説し、地元以外ではなかなか聞けない情報を頂けた。

このリバーウォーク北九州には、商業施設のほか、朝日新聞西部本社や、2020年にはゼンリンミュージアムも開業した模様。

また、最寄り駅の西小倉駅は小倉駅から0.8 kmと比較的近い距離にあるが、
1958年(昭和33年)まで小倉駅が現在の位置に移転するまで、小倉駅と名乗っていたと言う(移転後は廃止された)。
そして、16年後の1974年(昭和49年)に、国鉄が当地に新たに西小倉駅を開設。開業当時は日豊本線所属駅だったが、JR九州発足後の1987年(昭和62年)には鹿児島本線にもホームが新設され、乗換駅にもなった。
(続く)


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